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Fujifilm X-T1のシャープネス設定による変化

先般の『フジフイルム機(X-Trans CMOS)のバブル現象について考える』の続きみたいなもの。というかそのまんま。月曜の松山へ行った際に設定を変えて同じ条件で撮り比べてみました、という話です。

お題

X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR

今回使用したのはこの写真。というか、このカットをカメラ側のシャープネス設定のみ変更しながら撮影。『ハード』『ミディアムハード』『スタンダード』『ミディアムソフト』『ソフト』と合計5枚。

そしてこれらの5枚をPhotoshopで開いてほぼ同じポイントを等倍表示させ、画面上に表示されている状態をキャプチャしてどの様に変化するか比べてみましょう…ということなのであります。

 

■ハード

シャープネス ハード

■ミディアムハード

シャープネス ミディアムハード

■スタンダード

シャープネス スタンダード

■ミディアムソフト

シャープネス ミディアムソフト

■ソフト

シャープネス ソフト

 

はっきり言って、良い悪いではなく、好みだったり向き不向き程度の違いというか、色は綺麗なのに線の描き方が下手だなぁというか。

個人的にはスタンダードとミディアムソフトの中間ぐらいが好みかなぁとか、まぁそんな感じです。ハードなんて完全に無機質な人工物向きな気がします。何て言えばいいのかな、線をコントラストのみで判断して処理してる印象。

故に周囲とのコントラスト差が小さいとすぐ潰れた様になってしまい綺麗な輪郭が出せなくなっちゃうんじゃないかと。これはソフト寄りの場合。

ではハード寄りだとどうかと言うと、コントラスト差を強調する余り、輪郭で囲まれた内側が輪郭線と色的に乖離しはじめて連続した色やトーンを作れなくなりベタ塗りに見えてきてしまうというか、変に浮いてくるというか。

カメラ側のハードというよりも、描画エンジンのソフト的な部分なんだろうなぁと思うのであります。まぁ細かい描画の部分だけなんで大概のものはそれほど影響ないんだけど、時折アレ?って画になっちゃうことが見受けられるのでそういうのが無くなると嬉しいよねぇ、ってことで。

私的には等倍鑑賞する趣味はほぼ無いので影響は少ないんだけどさ。

 

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このページは、たくが2015年11月21日 21:22に書いた覚え書きです。

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