突然やって来た『Panasonic DMC-LC1』のせいで思いつき企画。題して『28mm撮り比べ対決』なのである。ということで今回、撮り比べとなったのは『Nikon Df + AF Zoom NIKKOR 20-35mm f/2.8D』『Nikon COOLPIX A』『Leica D-LUX(Typ109)』『Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM』『Panasonic DMC-LC1』の5機種。
何で焦点距離28mm(35mm換算含む)なのか?と言えば、単に『Nikon COOLPIX A』が28mm相当の単焦点カメラだからという簡単な理由。あと、他の機種でもズームで28mm相当が使えるというまぁありきたりな理由だったりするわけです。
それと一応、各カメラの撮って出し、ピクコン(フォトスタイル)は何れもスタンダード、絞りはf5.6のものを使用(カメラによっては開けるとトンデモなものもどうやら混じってた様で…)しています。あと、露出は絞り優先のAEで補正等は一切無し。W/Bについては各カメラともオート。
ということで御託はこの辺にしておいてセンサーサイズのデカイものから順に。
Nikon Df + AF Zoom NIKKOR 20-35mm f/2.8D
流石にフルフレーム機なのでありました。残念ながら28mm単焦点レンズは保有していないので28mmが内包されるズームレンズで代用。まぁこれを基準にしちゃうと後が全滅なのでサクッと次。
28mm対決となる主犯となった単焦点コンデジ『Nikon COOLPIX A』なのでありました。DX(APS-C)フォーマットとは言え、フルフレームに匹敵するどころか追い越しちゃってる感すらあります。この辺は28mm専用機ならではの結果。
最近、使用頻度の高い『Leica D-LUX(Typ109)』なのだが今回は何故かアンダー目で出てきちゃったというか。まぁ無難な線でしょうか。ちょっと青が強い気がしなくもないですがこのカメラはオートW/Bで快晴時にかなり青転びする癖があるのでまぁ由としましょう。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
1インチの豆粒センサーとは言えかなり頑張ってる部類でしょうか。欲を言えば『1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM』のワイド端(10mm = 換算27mm相当)ではなく、『1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6』の10mm付近を使うと周辺部はかなり改善されるんでしょうけどメンドクサイので手抜きです。
でもって最後が2/3インチ小豆センサーの『Panasonic DMC-LC1』。豪快なフードが付いている割には一番ハレ切れてなーいというワハハ仕様。ちなみに開放f2.0で撮ると何故か全体が白くぶっ飛ぶというアレレ?な結果に。いまとなっては解像感とは無縁の500万画素、というか、たった500万画素でここまで写れば十分だろ?とでも言うべきか。遠景で欲を出さなければ十分楽しめるレベルなのかもしれない。
ということで感想。5者5様だなぁというか。『Panasonic DMC-LC1』は意外と頑張ってるなーというか、使い方によってはかなり面白い画が撮れそうな気がしてきました。割と寄って微妙な空気感を写し取ってくる様な使い方…難しそうだけど出来れば楽しそうかなぁと思うわけです。
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