先週の京都のカットでほぼ似たカットを『Nikon COOLPIX A』と『Leica D-LUX(Typ109)』の両者で撮り比べたもの。左側が『Nikon COOLPIX A』、右側が『Leica D-LUX(Typ109)』。厳密には絞りやシャッタースピードという細かい設定の部分が違うので一概に比較は出来ないものの、まぁ何となく傾向的なものは見えてくるのではないか?という程度。
左:Nikon COOLPIX A / 右:Leica D-LUX(Typ109)
両者とも撮影モードはオート、W/Bもオート。左の『Nikon COOLPIX A』の方は撮って出しだと半段暗かったので『Lightroom』上で半段ほど露出を持ち上げています。撮影時間は晴れた昼前の屋外。右の『Leica D-LUX(Typ109)』は日陰部分に惑わされたのか少し青い様な…。
左:Nikon COOLPIX A / 右:Leica D-LUX(Typ109)
続いてこちらも左側が『Nikon COOLPIX A』、右側が『Leica D-LUX(Typ109)』で大覚寺の回廊から中庭を撮ったカット。やはり半段ぐらい『Leica D-LUX(Typ109)』は明るく出て来る様です。こちらは両者とも撮って出しのリサイズのみ。
どちらのカットにも言えることですが、『Nikon COOLPIX A』は画に深味があって表現力が非常に豊か。これは偏にセンサーサイズがDXフォーマット(APS-C)サイズということによるもの。『Leica D-LUX(Typ109)』の方は明部から暗部まで全て綺麗に収めてくれてますが、やもすると平坦な印象になりがちかもしれません。良く言えば白は飛ばず黒は潰れず…でしょうか。
まぁこれだけを見てどちらが正解というモノも無いのでそれぞれの良いところを上手く使っていければなぁとか思った初冬の夜なのでございましたとさ。
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