いよいよ11月20日金曜日分、最後の段なのであります。『東福寺』と来て『南禅寺』に流れ、この日のラストは『永観堂』とあいなりました。
『永観堂』と言えば実は実はの紅葉の名勝。見頃となったこの時をして見に行かねばまた来年まで待つことにならん…ということで午後の大半をここで費やすことになったのでございます。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
いやぁ、もうね…。『東福寺』の人出も凄かったけどこの『永観堂』も半端無いくらい凄かったのであります。これ、休日じゃなくて平日の午後なのよね。でもってここはまだ中に入ってない入り口の手前。この時点で紅葉もかなり期待できる赤さが他とは違って際立ってるというか。
まぁそんなわけでこの日のメインに据えて大正解だったと思いながら拝観料1,000円を払って入場するのでありました。
いや、もうね…たぶん、今のところ見て来た中で京都で一番の紅葉ポイントです。ええ、とにかく真っ赤になっております。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
中に入っていきなりこれですよ。そう、紅葉と言えばコレ、コレなんです。この真っ赤なモミジと黄金に光るカエデ。今年の京都のハズレっぷりにあってここだけ別世界なのであります。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
もうね、見える範囲の景色の色が他と全然違うのであります。そう、緑色じゃなくてごっそり暖色系カラー。やっぱ紅葉はこうでなくっちゃねー、なのであります。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
それでもハズレ年の京都にあって、全てが真っ赤というワケにもいかず、中にはやはり青々とした鮮やかな緑が混じってたり、他の色も入ってくるのでギリギリOKラインを越えた微妙なポイントとでも言うべきか、とにかく色数が豊富で賑やかなのであります。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
紅葉って微妙な写り方をするのでどうしても現像に振ってしまうことが多いんだけどこのカットは珍しく撮って出しのまま。カメラ側のフイルムシミュレーションはVelvia、そしてリサイズのみ。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
高いところがあれば登ってみたくなるのは世の常…ということで多宝塔にエッコラオッチラ登って眺めるの図。京都市内が一望できる上に永観堂の中が真っ赤になってるのがよい眺めなのであります。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
たぶん、永観堂の中でも定番なんだろうけど放生池。時間的に夕刻に近づいてたので微妙な明るさと光線具合だったものを現像でビビッドに。池が少し青く出過ぎてるけどまぁこういうのもアリでしょうかねってなもんで。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
ふと見上げると月が出ていたのでワンカット。ということでこの日最後に永観堂で締めくくれてハッピーな1日となったのでございました。ここだけ昨年の常寂光寺と匹敵しそうな勢いの紅葉が見られたというのは意外でもあり嬉しくもあり、来年もまた来よう、と思わせるだけのものはあった気がします。
ということで今年11月2回目の紅葉巡りは終了なのでありました。
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