Mac Pro Early2008をSnow LeopardからMountain Lionにアップデートする

これまでスノレパから山ライオンへのアップデートを渋ってきた理由の一つがAdobe製ソフトの互換の問題。色々Webを彷徨い情報を集めてみると、意外にも普段使用しているバージョンは動いているという記述を見ることが出来たのだ。もうこれならばいっそのこと上げてしまえ、という流れに傾いてしまっていたのも事実。

そんなこんなで、

スノレパから山ライオンへのアップデート作業は滞りなく進み、無事に

デスクトップがOS X 10.8になったのございました。

ここで例の如く更に追加の作業。

ソフトウェアアップデートを2回（再起動を2回とも言う…）すると、山ライオンの最新版の完成。最新版と言ってもMac OS X自体は既にMavericksが登場してから日が経っているので正しくは最終版みたいな位置づけ。それでもAppleの通例からすると、一つ前までのOSはサポート内なのでギリギリ滑り込んでいる状態であることには違わない。

さて、ここで少しだけ感想を書いておこう。『動きが軽くなった』なのである。OS自体の内部ソースコードからレガシーコードが取り除かれ、完全にネイティブオンリーな仕様なのだ。山ライオン自体は2011MBA（元はライオンだったものをアップデートした）で既に経験していることもあり、個人的には特に目新しいモノは無いのだが、MBAでの山ライオンとMac Proでの山ライオンでは快適性が随分と違うモノなんだなぁと実感。多分にモニタサイズが大きいからとか、パワーが無限大というハード的な理由によるものなんだけど、まぁ、当たり前と言ってしまえば当たり前のことだったりするのでした。

一通り落ち着いたらドックの中を見渡して見ます。ええ、想像通りバッテンマークの付いたアプリさんが何個かございました。AdobeのCS2を筆頭にiMovie HDとかFetchとか…。よく考えれば（考えなくてもだけど）ここ数年、これらは起動すらしてませんでした。CS2は何年も前にCS4となってましたし、iなんとかHDなんて多分、起動すらしたことがないアプリだったかもしれません。まぁ早い話が『無くても困らない』んです。

で、仕上げはカメラ系のアプリを最新版にアップデートすること。ニコンさんのアプリをダウンロードしてインストール。これでMBAと環境的には同じになったのでV3データの取り込みも何の支障もなくなりました。最後にLightroomを4から5へバージョンアップ。これでニコンのRAWファイル形式である.nefファイルも直接読み込めることになりました。

ここまでで当面必要な一通りのものは作業完了。後は追々、必要に応じてアップデートなりブラッシュアップしていけば良いと言うことで。

あー、そうそう、OSインストール直後のSpotlightの索引作成ですけど、最初『残り9時間』とか出てましたが今見ると終わってます。正味2時間かかってませんねー。流石、SSDなだけのことはあります。それから唯一懸念事項だった日本語入力のATOK2009（古すぎだろ）、サポート外にも関わらず何の問題もなく動いてます。ハッキリ言ってここだけは暫く諦め入ってたのですが、何かちょっと救われた感じがします。

以上、Snow LeopardからMoutain Lionへのアップグレード作業の覚え書きでした。