先日ポチッたMarkinsのカメラプレートが数日前に届いていたので簡単な所感をば。購入したのは次の2点。
Really Right Stuff製の一体型と違ってサイドの部分が別部品となっていてボルトで付け外しが可能な仕様。
Nikon Df + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
それぞれ小さな箱にスナップ付きのビニールに入れられて収まっています。当然と言えば当然ですがサイドプレートを結合するためのヘキサボルトとヘキサレンチが付属。本体はアルミ製となっており、表面はブラックアルマイト仕上げ(かな?アマゾンだと「ハードアノダイジン処理した表面コーティング」って表現になってるけど…)でピカピカでもマットでもないという中間的な風合い。あと、ロゴ的なものが白スミ入れしてあるんですけど、これが真っ白じゃなくて少しクリームっぽい色。Nikon Dfに装着した時に液晶の下に入っている『Nikon』の文字が真っ白なだけに並ぶと少し『アレっ?』って感じになります。
単体で眺め回すのはこのくらいにして早速GITZOのGH3780QDにセットしてみます。今回最も気になる、というか懸案されていた部分であり最重要ポイントなわけです。カメラ側にフィットしても雲台側にキチンと噛み合わなければタダの飾りにしかならないのでとにかくここだけはキチンとチェックしておきます。
Nikon Df + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
ぉぉぉ、なかなか良い感じです。セットした時のレバーが気持ち、GITZOの純正プレートより手前で止まるので極僅かにサイズが大きめなのかな、ぐらいの感じです。ただ素材がアルミなので使っている内にギュウギュウと絞められて形状的には圧縮される方向の力が加わり潰れていくハズ。そう言った意味では好ましい仕様にも思えます。
Nikon Df + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
サブプレートを付属のヘキサボルトで同じく付属のヘキサレンチで結合した状態でGITZO純正のプレートと並べて比較。カメラプレートとしてはほぼ同様のフットプリント。こうやって見るとカメラ側底部の形状に合わせたバスタブ形状がよく分かります。
で、最後にNikon Dfに取付けてみます。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
取り付けは付属のヘキサレンチでガッチリとカメラに固定できます。このカメラ側に締め付けるヘキサボルトとレンチはサイドプレートより1サイズ大きなもの。そして写真で見ても分る通り、取付けボルトのレンズ側に三脚取付け用のボルト穴が別に用意されているのが嬉しいポイント。アルカスイスタイプ以外の三脚などを急遽使用したい時などにわざわざプレートを外さなくても使えるというわけです。それからカメラ側のバッテリーとメモリーカード室のフタは完全に逃げてますのでプレートを常時付けっぱなしで運用可能です。
Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
サイドプレートの方も何も問題無し。コネクタカバー類を綺麗に避ける形状になっているので普段の運用で困ることは無さそう。ただ、やはりサイドプレートは別体式でありボルト1本で結合している手前、強度的には強靱という訳にもいかないだろうなぁと思えるし、実際アルミの細い形状から過度な重量で無理な角度での使用は控えた方が無難かもしれない…と思います。このサイドプレート側に三脚固定で振り回したり持ち運んだりするのはちょっとキケンな香りがしないでもないというか。どちらかと言うと縦位置は雲台側で対応し、サイドプレートの方は非常用ぐらいに思っていた方が良いのかもしれません。まぁこの辺がReally Right Stuff製との大きな違いなんだろうなぁと思う訳です。
まぁでも普段付けっぱなしにしてても派手に主張するわけでもなく、さりげなく見えるので小粒なオシャレ的立ち位置としては丁度良い感じです。カメラ底部の傷防止ガードとしても良いかもしれません。(ぉぃ
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