先週の四国行きで今治へ寄った際のオマケ。今治と言えば造船の街でもあるわけでして、市役所の前に巨大なタンカーの巨大なスクリューをオブジェとして置いてあったりとか、フェリー埠頭があって橋がかかる前は四国の玄関口としての機能もあり栄えていた様なのだが、今は残念ながら…といった風情なのであります。
で、港ではこのように。なかなかシックな船が建造されてるのか…
と、思いきや、
あーね、そういうことなんですね。港だけにターミナルビルの建築中なのでありました。どうせここまでやるならもうちょっとブリッジを何とか…。そう、高くしてブリッジらしくして、ついでに展望室にまでしちゃえば…と思うのでありました。中途半端がいちばんイクナイ、なのであります。
ついでその脚で少し今治駅方面に向かうと、
これまた昭和がそのまま残っている様な商店街が続くのでありました。平日とは言え、真っ昼間でこれですから完全にシャッター街。丸亀もそうでしたが今治、お前もか…なのであります。ところどころ駐車場やマンションに代わってしまっていたり、恐らくもう過去の賑わいを取り戻すことは難しいのかもしれません。人々は完全に車社会に移行し、自らの脚で歩いて移動する選択を完全に放棄してしまったワケで、巨大な資本によるショッピングモールで全てが安く手に入ってしまう世界に慣れるともう後戻りは出来ないのでしょう。これが日本の地方の現実、ということで。
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