27日の『常寂光寺』、『厭離庵』に続く3カ所目は個人的に目玉と目論んだ『宝筐院』なのであります。公式サイトの『過去の紅葉のピーク』を見る限り、ちょっと早い様な気もしますがそこはエイヤっで何とか(ならんだろ)まぁ期待してみましょうか、ってな感じです。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
なんかこぢんまりしてるな…と思いきや実は奥が深いというか。塀の一段中に完璧な目隠し壁があったりと、とにかくもう庭園で食ってます感がアリアリなのが気になりますが、そこは評判の良い庭園、やはり一度は見ておきたいもの…ということなのであります。
ちなみにこの『宝筐院』は写真というか、カメラ関係についてはかなり五月蠅く、三脚や一脚は持ち込み禁止、中判や大判カメラもダメ、(モデル等人物の)撮影を目的とした入観もお断りという徹底ぶりなのでございます。
『今年の京都の紅葉は遅い』という風説(三尾は逆に1週間早かったし)と『過去の紅葉のピーク』を照らし合わせて「ピークはまだだろう」と思った人が多いからなのか、自分が入る時には周りに誰もおらず、ぶら下げていた一脚を窓口で預かってもらえたのはラッキーなのでございました。たぶん、人が多かったら「無理です」で一蹴されて終わりだったんだろうなぁと思います。まぁそれでも中に入るとそれなりに人は入ってたので来る人は来るんだなぁと思ったんですけど。
まぁそんなこんなで入って直ぐの紅葉。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
あら、結構色づいてるじゃぁないですか。人もそんなにいそうもないし…と思ったのは間違いでした。この先にうじゃうじゃといるのでございました。まぁ半分は大陸からの方達でしたけど。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
こちらもあまり人がいない様に見えるんだけど…実は中にも人がうじゃうじゃと。写してないけど段のしたには脱いだ靴がいっぱい。まぁそういうものです。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
まぁこうなっちゃうワケです。次から次へとドンドン人がやってきます。そりゃぁ名勝なんだから来るよね、って感じです。ちなみに三脚、一脚はいませんが、大陸の方々は自撮り棒を振り回してます。分かりやすいですよね。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
紅葉はピーク前だとは決して思えませんが、やはり緑は鮮やかです。たぶん、赤い色だけになった時はスカスカの空綺麗になっちゃうんじゃないかと思うんですよね。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
なるべく色づいた木々が密集したあたりで上を見上げるの図。色がキツくて密度が薄い時、まさしく『逆光は勝利』なのでアール。いや、洒落じゃなくて。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
たまには散った枯れ紅葉を楽し…めるわけないよね。あくまでも風景の中の虚無感だけが漂う悲しい空気が流れてくる気がする。決して綺麗なものを表わす存在ではないというか。
X-T1 GS + XF16-55mmF2.8 R LM WR
庭園で一番色が賑やかだったと思われるところ。撮って出し(Velvia)のリサイズのみで。こうやってみると十分な鮮やかさなんですよね、この画角の範囲内だけは。
とまぁ、こんな感じで『宝筐院』は後にするのであります。そう、計画ではいっぱい回らないとならないから忙しいのよ…ってことで、次行きましょ、次、なのです。
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