さて、昼過ぎには終わってしまった『友ヶ島砲台跡ツアー』の後、ポッカリ空いてしまった時間をどう使うか悩んだ末『紀三井寺』詣でとあいなりましたです。これまで何度か紀三井寺の前は通ったことがあったのですが、残念ながらまだ入ったことは一度も無いのでありました。
ということで和歌山市駅前からバス(8番乗り場)でJR和歌山駅を経由し、紀三井寺バス停下車。400円也。
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バス停から歩くこと3分。JRの踏切を渡ってすぐこんな感じの参道です。平日の午後、雨降りだからでしょうか、参拝客はほとんどみかけなくて土産物屋も閉まってたり開いていても今にも閉めそうな雰囲気。
何はともあれ、取り敢えず突撃。拝観料200円也。
大きな門のところで拝観料を支払い突入するのであります。
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大門というのか、山門というのか、はたまた三門というのか…。何か肝心なところで確認するのを忘れてた気がする…。ということで公式サイトで調べたらどうやら『楼門』というらしい。室町時代・永正6年(1509)建立の国指定重要文化財だそうです。
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『楼門』をくぐってすぐ左手に『七鈴観音』があります。取り敢えずここは写真だけ。
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逆に右手はこんな感じ。聖徳太子とか地蔵菩薩…という文字は確認できたんだけど、実はイマイチよく分からない。
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ということで…また階段です。友ヶ島で山登りして疲れた身体にムチ打って登るのであります。エッチラオッチラ、右側通行です。
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中段あたりの左側に『宝蔵院』があります。何となく有り難そうな感じだったのお参り。ええ、わたしの守護神であらせられる大日如来様の文字が見えたので。
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同じ段の反対側、右手は『松樹院』です。ほぅ、身代り大師ですと!?これは参らないわけにはいきませぬ。やはり何となく有り難そうなのです。
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階段を登りきったところが開けていて正面に『六角堂』があります。江戸時代・寛延年間(1750年頃)建立だそうで。
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そしてお隣は『鐘楼』。安土桃山時代・天正16年(1588年)建立の国指定重要文化財だそうです。
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あと仏像だか菩薩像だか像が何体か並んでいたんだけど割愛。本堂手前の左手に手水舎があったので手と口を清めます。柄杓がまだ新しいんだけど、店で売ってる時のままのシール(型番やらバーコードやら印刷されてるアレ)が貼られたままだったのはきっと細かいことを気にしない人達なのでしょう…と理解しました。
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これでやっと紀三井寺本堂です。結構大変な思いをして階段をいっぱい登ってきたので凄く有り難みを感じます。江戸時代・宝歴9年(1759)建立で県指定重要文化財だそうです。
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本堂を別角度で。何となく歴史を感じさせるじゃないですか。
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本堂の直ぐ横…というか脇にあった『ビンズル尊者』さん。ハタキが置いてあるってことはこれですす払いをしろってことなのでしょう。撫で撫で。
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『ビンズル尊者』さんの奥にまだ階段があるようです。ということで登ってみます。階段を上がって左側。はて、何のお堂でしょうか。
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右側は『多宝塔』です。室町時代・文安6年(1449年)建立の国指定重要文化財だそうです。
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おっと、まだ奥に階段が…。しかし柵がされていて拒否されてる感じ。Google Mapで見ると『弁財天』の文字があるのでたぶんそうなのでしょう。
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はい、大物最後はこの『仏殿』です。中には大千手観音像があるのだそうで。
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迫力です。金ピカです。木造立像の千手観音としては日本最大だそうです。観音様の手に繋がっているヒモが手前の『五鈷杵』につながっていて、これに触れながら観音様と繋がってください、ということの様です。
あと、別料金を払うとこの仏殿の3階(観音様の顔の高さ)に上がれ、丸窓から観音様のお顔を見ることができるのだそうな。
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仏殿の横へまわるとこんな感じの眺めが楽しめます。上がってくる前、遠くから高いところに見えていたのはここだったのですね。
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仏殿外にあったおみくじ。なんてことはない、離れたところからコインを放って皿に入れるアレ。ちなみに皿の外は小吉扱いだそうで。随分と射幸心を煽るお寺さんですな。
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帰りは来た道を戻るのであります。歳取ってくると下りは膝に来るので注意。あと急なのでこういった雨の日なんか濡れてる時は滑らない様にしないと。
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登ってくる時スルーしちゃったんだけど『紀三井寺の三井水』。中段の『松樹院』さんの下辺りです。
ということで無事、紀三井寺さんも終了。来た時とは逆ルート、ということでバス停へ向かいます。そこからまた和歌山市駅まで戻るのでありました。何となく『和歌浦』ってのも気になるポイントなんですけど、イマイチ何があるのかピンと来ないので今回もスルー。地図で見ると『東照宮』なる文字が見えるんだけど…。
まぁ吉宗公の居城があっただけあって、名前をもってきちゃうってのは分からないでもないんだけど…。時間があったらまたの機会に…なのであります。
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