ちょっと思い立って『スライドコピーアダプター ES-1』を購入。Amazonあたりのレビューで『オート接写リング PK-13』も無いとピント来ないよ、ってあったのでそちらも一緒に。
Nikon Df + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
はい、嘗て撮り溜めていたリバーサル(ポジ)フィルムをデジタル化しようと思ったのが発端。使い方としては、Nikon Df + オート接写リング PK-13 + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S + スライドコピーアダプター ES-1という組合わせ。レンズ先端にくる『スライドコピーアダプター ES-1』の乳白色のプレートのところにポジフィルムを挟んでピントを合わせ、シャッターを切るだけというお手軽仕様。
元々はスライドマウントを挟む様になっていて、スレーブの場合は『スライド複写装置PS-6』(『ベローズPB-6』のレール先端に装着して使う)ってのが最適解になるんだろうけど、ちょっとお高いので安い方で大丈夫でしょ、ってなところなのであります。
で、ポジからデータで撮ってみたのが初代ワンコの写真。
Nikon Df + オート接写リング PK-13 + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S + スライドコピーアダプター ES-1
元はポジ(35mm)なんだからデジカメもフルでいいよね?という安易な流れなんだけど、元からデジカメで撮るようにはパキッとしないのがまぁなんというか。たしか元のポジを撮ったのはNikon F4s + AI Nikkor 50mm f/1.2Sだった様に思う。フイルムはスレーブを見ると『FUJI RDP II』だから『フジクロームプロビア100』だった様です。
Nikon Df + オート接写リング PK-13 + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S + スライドコピーアダプター ES-1
こちらも上と同じ時に撮ったモノ。スレーブシートに記録として貼ったシールによれば、1996年の10月頃だった様だ。あと、適当にやってるのでやはりフイルムの平面性が出て無くてピンが怪しくなってくるのであります。この辺は昔のフイルムスキャナー用のスレーブアダプターかなんかで挟んでやり、それをスライド扱いで咥えさせれば解決しそうな感じです。
そうそう、問題は光源。原理的に透過光源での撮影になるのでフイルムの向こう側に白色光源が欲しくなるのであります。部屋の蛍光灯に向かって撮るとやはり色被りが凄かったりするので、パソコンのモニタに画面いっぱいの白色画像を表示して白色光源代わりにするという暴挙に出てたりします。先般のライトボックス代わりにするのと同じ要領。
モニタの前に卓上三脚を立て、カメラをセットしてデジタル化したいスレーブをセット、調整しながらバンバンシャッターを切っていくだけというお手軽さ。これからも古い記録をチョイチョイ取り込んでいこうかなぁとおもうのでありました。
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