暇である。そう、年度があけるとホントに暇なのだ。年度切り替わりだけじゃなくて半期決算期明けでも同じなんだけど。まぁそんなワケで明日は近場の名古屋方面…らしい。
ソレはソレとしてトム・クランシーの『米中開戦』に引き続き『米露開戦』も読了。
- 『米露開戦1 (新潮文庫) 』
- 『米露開戦2 (新潮文庫) 』
- 『米露開戦3 (新潮文庫) 』
- 『米露開戦4 (新潮文庫) 』
実はその前に、
の2冊も読み終わってるのでたぶん、次は『米朝開戦』あたりに突き進むんじゃないかと思っています。しかしそれにしてもトム・クランシーの世界情勢の見方というのは凄いモノがあったんだなぁと思わずにいられませぬ。まさに今現在、世界が泥沼の中へ転げ落ちる様を見て来たかのごとく、その何年も前に予測するかのように書き上げてしまうというその手腕。
ニュースでは決して流れない裏舞台がどう動いているのかというのが容易に想像出来るというのはある意味新鮮であり恐ろしくもあるのでありました。真実は小説よりも奇なり…と言うとおり、たぶん世界はもっとドロドロしてるんだろうなぁと思いながら春眠を貪るのであります。
ほら、今世界で最も話題のパナマ文書。ここで言われるペーパーカンパニーを用いた租税回避や節税、マネーロンダリング。こういったものが『テロリストの回廊』では『麻薬』に関連して登場するし、『米露開戦』ではその舞台を『スイス銀行』にして登場するので現実の世界で飛び出してくるこの手の話も理解しやすいのでありました。
いや、暖かくなりましたねぇ。
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