ひと月ほど前に『X-T1 GS』に『X-T1 ボディスーツ』とストラップを奢ってその続きみたいなもの。で、このULYSSES(ユリシーズ)さんの『X-T1 ボディスーツ』ですが、ボディへ固定するためのネジがボディスーツ側に固定されておらず、取り外すとネジ単体がコロンと完全に取れてしまうのですね。家の中だけで着け外しするならまだ良いのですが、外でバッテリー交換する際に外すとなるとネジを無くさないようにかなり神経を使わなければならないのであります。
Nikon Df + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
ほんと、取付けた時はツライチでネジもかなり良く出来ているのに唯一、残念ポイントがこの別体式であることなのです。
Nikon Df + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
このちっこいネジをオープンワールドで着け外ししよう…という気には到底ならないのであります。で、考えました。世の中きっと便利なモノがあるに違いない…。
ということで14日の水曜日、三重から帰ってきて最寄りのビックカメラで探すこと30分、見つけました。
Nikon Df + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
カメラ関係のアクセサリーなどでお馴染みのエツミさんから出ている『カメラネジ(長)と(短)』。長さ的には(長)の方が何となくイケそうな感じがします。まぁ取り敢えず三脚穴に突っ込んで止まればOKの世界です。早速開けて取り出してみると…あらら、プラでしたか。まぁ安いし負荷がかかるというワケでもないので良いとして早速宛がってみると…ガーン!届きません。ハイ、終了…。
といきたいところですが、話は更に続きます。過去、『Leica D-LUX(Typ109)』の純正ボトムケース『Camera protector D-Lux, leather cognac』が登場し、本来の姿になるまでのちょっとした期間、『パナのLX100』用の『Panasonic 本革ケース DMW-CLX100-T (Amazon)』を代用として使っていたのを思い出しました。
Nikon Df + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
今となっては用済みであり、若干フットプリントの異なるカメラに無理矢理押し込んで変形させながら使用していたこともあって、放出するのも躊躇われるので放置されていた代物なのであります。そう、この固定ネジを分捕って代用しよう、という作戦なのだ。
ということで本日、大阪から帰ってきて昨日ディーラに車検に出していた車を引き取って家に戻り、晩ご飯を食べたあとゆっくりと作業に入るのであります。
Nikon Df + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
やることが決まればあとは簡単な工事だけなのであります。手っ取り早く『Panasonic 本革ケース DMW-CLX100-T (Amazon)』の内張をベリベリっと引きはがし、ケースから外れない様にサンドイッチしているEリングをマイナスドライバーなどでチョロッとコジって外し、ネジを抜き取れば準備完了です。
そして組み込む前に一応、外からカメラに取付ける形でちゃんとロックできるか確認しておきます。組み込んでいざ、着きませんでした…ってのは避けなければなりませぬ。無事、機能することが分かればあとは元と似た様な形で挟み込んでやればOKなのであります。
Nikon Df + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
心材と内張の間にマイナスドライバーを突っ込み、少し隙間を空けてプラのプレートを滑り込ませ、下側からネジを差し込み心材と外革を挟み込む様にEリングで止めるだけの簡単な作業です。
Nikon Df + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
ということでハイ、このとおり。これで外の世界で着け外ししてもネジはどこかへ行ってしまうこともなくなるし、ネジを回すためのコインも必要なくなりました。なかなかいい感じになったのであります。
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