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Df の覚え書き

突然やって来た『Panasonic DMC-LC1』のせいで思いつき企画。題して『28mm撮り比べ対決』なのである。ということで今回、撮り比べとなったのは『Nikon Df + AF Zoom NIKKOR 20-35mm f/2.8D』『Nikon COOLPIX A』『Leica D-LUX(Typ109)』『Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM』『Panasonic DMC-LC1』の5機種。

波打ち際より江ノ島を臨む

Panasonic DMC-LC1

何で焦点距離28mm(35mm換算含む)なのか?と言えば、単に『Nikon COOLPIX A』が28mm相当の単焦点カメラだからという簡単な理由。あと、他の機種でもズームで28mm相当が使えるというまぁありきたりな理由だったりするわけです。

それと一応、各カメラの撮って出し、ピクコン(フォトスタイル)は何れもスタンダード、絞りはf5.6のものを使用(カメラによっては開けるとトンデモなものもどうやら混じってた様で…)しています。あと、露出は絞り優先のAEで補正等は一切無し。W/Bについては各カメラともオート。

 

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Df ブラックGold Edition14日の話はまだまだ続いていて、『Df ブラックGold Edition』が出るぞー!なんてニュースまで飛び込んできてあらまビックリなのでありました。

言われてみれば発売からもう1年も経つんですね。手元のDf君は出撃機会がめっきり減ってデスクの上に鎮座してる時間の方が永くなっちゃってますけどホント良いカメラです。

そう言えばニコンさんは機会あるごとに金ピカ仕様を出してくるのは昔からの流れなんですけど、今回の『Df ブラックGold Edition』は全身金ピカじゃなくてポイント金ピカ仕様なんですね。やはり企業のレギュラーラインから外れたイレギュラーモデルだけに金ピカの作り方もお金をかけられない作り方になっちゃうのかしら…と思ってしまったりとか。

Df 50mm f/1.8G Special Gold Edition キット

まぁなんとなくおとなしめというか、光り物の部分だけ金色になりました、ってのはキタナイほどの嫌らしさがなくていい感じかもしれません。ボディ600台、キット1,000セットの計1,600台限定らしいのであっという間に無くなりそうだなぁ…とか眺めていることにします。まだDfを持っていなかったら飛びついていたかもしれませんが。

ニコンDfに、限定1,600台の“Gold Edition”(デジカメ Watch)

 

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秋本番、ということで庭の柿。ちょっと前まではまだ青かったのに何時の間にか色づいて黄色く実ってしまった。それも大量に。

台風19号に濡れる庭の柿

Nikon Df + Nikon LENS SERIES E Zoom 70-210mm f/4

これからしばらくの間はこの柿が食卓に登ってくるのだ。固すぎずユルすぎず、そして甘い味が広がっていく。折からの台風19号接近で降り出した雨に濡れた様をワンカット。この巨大な台風のおかげで早々に明日のお休みが決定。関西、近畿、東海と軒並み交通網がストップするので動かないのが吉なのだ。それでも明日の午後には晴れてきそうなので家でノンビリ待つことにしよう。

 

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思えば、Nikon Dfを購入した2013年の12月はLightroomもまだNikon Dfのカメラプロファイルに対応してなくて.nef(RAWファイル)もDNGコンバーター経由で読み込んだりしてたんでしたっけ。過去に撮ったものを少しずつ見直したり改めて.nefファイルを読み込んでみたりとか、まぁ少し整理というかカタログを肥大化させる作業というか。

My Df 1st shoot

Nikon Df + Ai Nikkor 50mm f/1.2S

Nikon Dfを12月初旬に購入して最初に撮った画がこれ。たしかレンズ(Ai Nikkor 50mm f/1.2S)を1本だけ着けっぱなしにしてブラブラと家の近所を歩いて公園で撮ったんでしたっけ。ということで改めて.nefファイルからLightroomで現像してみたわけです。

このレンズ、マニュアルフォーカス(MF)なかなり昔(購入自体は20年も前のことだった)のレンズなんだけど、実は未だに現役のカタログモデルだったりするんです。開放絞りがf/1.2だったりするものすごく明るいレンズで、ちょっと絞ればパリパリに写るなかなか面白い50mmなのです。個人的には手持ちのレンズの中で1、2を争う大好きなレンズ。

最近特にDfの登場回数が減っちゃってるので頑張って出撃したいなぁと思いながら自分自身を鼓舞させる意味で書いています。それにもうすぐ紅葉の季節だし食べ物は美味しくなるし。どんどん外へ連れ出さなきゃ…。

 

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昨日26日付けで『ゆがみ補正データVer.2』が公開された様です。嘗ての銀塩フィルムカメラではこういった後処理は考えられなかったものですが、デジタルになってからはレンズ単体で補正仕切れなかったゆがみもデジタル処理でキレイに補正しちゃってくれるのですね。

ニコンのレンズ(Nikkorレンズ)は昔からかなり優秀で、国内の他社さんのレンズと比較しても歪みや周辺光量落ちはかなり少ない方だった(某大手さんの直近で出た広角ズームなんて補正無しだと見るに堪えないぐらい酷かったりしますが…)と記憶しています。特にニコンが強いと言われた広角系のレンズではその差は顕著で、使ってて良かったニッコール…と思うことしばしなのですが、それでも補正の有無で比較してみるとそれなりに歪みは出ているのでありました。

銀塩の頃はその歪みや周辺光量落ちも『レンズ毎の味だ』と誰しもが理解出来ていたハズなのに、デジタルになってからは何故かデータ処理上で補正することが当たり前の様になってしまっているのは少し寂しい気がします。光学設計上到らないメーカーが一生懸命同じ土俵に上がろうとする足搔きが何時の間にかスタンダードになってしまったパターンでしょうか。

確かにブツ撮りなどで正確な画を求められるならそれもアリなんでしょうけど、日常的に愉しむ画の中でどのレンズ(同焦点距離)で撮っても同じ形(歪み補正後という観点で)、味になってしまう(ボケ味は変わってきますが…)のでレンズによる個性というものが完全に埋没してしまっていて楽しさ半減な気がしてならない今日この頃です。

願わくばまたレンズ毎の個性を愉しむ時代が来てくれることを期待しながらアップデートするのでありました。

 

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お題が高尚過ぎて画が負けてますが…。

湖畔の夜明け

Nikon Df + AF Zoom NIKKOR 20-35mm f/2.8D

先日の『萌ゆる富士』と同じ日のカット。場所は山中湖。先に精進湖まで足を伸ばしたものの濃いガスと雨で引き返し、こちらに落ち着いてしまったというなんだかなぁな展開。それにしても以前から思っていたことなんだけど山中湖ってやっぱり画になるポイントが多い気がします。自然のままというより人の手が入ってる分画にする要素が多いので楽ということなのかもしれません。

 

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少し前の写真なんだけど、ゆっくり現像する時間がやっと出来たので葬って見る。普段仕事でNikon 1 V3を持ち歩いてるのでそっちの写真は日々溜まっていくのだが、最近はNikon Dfの方の出番が全くと言ってよいほど無いのでNikon Dfでここぞとばかりに出撃なのだ。

撮影はお盆の最終。天気予報じゃ快晴なのにやはり山間部は雲が多いというか、ガスってたり行き過ぎると小雨だったりでなかなか撮影ポイントが見つからないジレンマの中での撮影。

萌ゆる富士

Nikon Df + Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

如何にも夏の山、という感じの富士山なのだ。空には雲が多く見られる中、富士山の周りだけ蒼く晴れ渡り絶好のチャンス到来。

富士山と言えば雪を纏った白銀の山を連想しがちだが、実は夏の富士もそこそこいける。遠方から望遠で覗くとどうしても夏の霞が邪魔して野暮ったい姿になってしまうのだが、これだけ近くまで来ると山の出す様々な色が浮き出て実に面白い。

空の澄み渡る蒼さや裾野に広がる樹海の力強い緑、一切の草木を拒む限界線から上の雄々しい土の色。夏が作り出す白い雲と影のコントラスト。全てが一枚の画の中に収まってしまうという贅沢さにしばし見とれてしまうのだ。

 

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唐突なんだけど『Nikon マグニファイングアイピース DK-17M 』をNikon Dfに装着しました。これまでは『Nikon 接眼目当て DK-19 』だけ取付けていたんですが、やっぱりデジタルになってからファインダーが見にくいかなぁ、ということで。

マグニファイングアイピース DK-17M

手持ちのレンズの多くが未だにMFなAi Nikkorということもあり、ファインダー像が銀塩のころより小さくなってしまったファインダーでは寄る年波の老眼にはかなりキツイということでもありますん。だもんでファインダー像が単純に1.2倍となる『Nikon マグニファイングアイピース DK-17M 』の登場なわけです。もともとこの商品自体は銀塩の頃からあるもので特段デジタルだからというわけではないのですが、便利になるなら使えるものは使ってやれ、ぐらいのことでして。

 

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何やら『カメラグランプリ三冠受賞記念フォトコンテスト』なるものが開催されるのだとか。これはこれでケッコウ面白いイベントもとい、企画なんじゃないかと思うわけです。

カメラグランプリ三冠受賞記念フォトコンテスト

史上初 カメラグランプリ三冠受賞記念フォトコンテスト | ニコンイメージング

応募期間がちょっと短いのが辛いうえにテーマが『愉しみ』というこれまた抽象的すぎるお題で意外と難しい世界なのかなぁと思うわけです。

「愉しみ」
写真を撮る愉しみを感じることができるカメラ、Df。
皆様の「愉しみ」を写真に表現して応募してください。

変に考えちゃうから難しいのか、もっと素直にありのまま楽しそうなところを撮ってくれば良いのか、きっと後者なんだろうなぁとか思ってるんですけど、自分にとっては今まであまり追ってこなかったジャンルだけにチャレンジしてみるのも面白いのかもしれないと思うのでありました。

 

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久々の比較ネタ。ニコンDfとニコワンV3の吐き出すJPG画像を比べてみましょうという企画。平日、それも月曜から何やってんの?というところなんだけど、予定していた日本海側への仕事が急遽キャンセルになったので暇を持て余してたりするわけでして。まぁそれでも多分、明日からは高知とかいう話も聞こえて来たりしますが…。

ということで今回の機材は、

で、カメラは双方とも三脚を使用。画角を揃えるため、Dfの方はズームの28mm相当を使用し、ニコワンV3の方はPD-ZOOMの10mm(35mm換算で約27mm相当)で撮影。

撮影セット

Nikon 1 V3 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM

ということでこんな感じになるのでありました。それと比較が目的なのであまり細かいことは気にせず、撮影時の絞り値だけは揃え、DfはISO 100、ニコワンV3はISO 160とそれぞれISO基準値にて撮影。もちろん、ニコワンV3の方もGH3780QD付属のプレートで三脚に載せて構図が変わらない様に撮ってます。

してお題は逗子マリーナ。前回は緑の多い神社がターゲットでしたが今回は初夏の潮香るハーバーなのです。空の青色や白といった色転びの目立ちそうなお題です。

 

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先日ポチッたMarkinsのカメラプレートが数日前に届いていたので簡単な所感をば。購入したのは次の2点。

Really Right Stuff製の一体型と違ってサイドの部分が別部品となっていてボルトで付け外しが可能な仕様。

Markinsカメラプレート

Nikon Df + AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S

それぞれ小さな箱にスナップ付きのビニールに入れられて収まっています。当然と言えば当然ですがサイドプレートを結合するためのヘキサボルトとヘキサレンチが付属。本体はアルミ製となっており、表面はブラックアルマイト仕上げ(かな?アマゾンだと「ハードアノダイジン処理した表面コーティング」って表現になってるけど…)でピカピカでもマットでもないという中間的な風合い。あと、ロゴ的なものが白スミ入れしてあるんですけど、これが真っ白じゃなくて少しクリームっぽい色。Nikon Dfに装着した時に液晶の下に入っている『Nikon』の文字が真っ白なだけに並ぶと少し『アレっ?』って感じになります。

 

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あっはっは。『マーキンス PN-Df ニコン Df カメラプレート』と『マーキンス LN-Df ニコン Df サブプレート』をポチッとな。(あ、こうやって見ると出荷まで意外と時間かかってるな…)

amazon オーダー

所謂、カメラの下にセットするアルカスイス型のプレート。今回チョイスしたマーキンスのものはサイドのプレートが別体式になっていて別売りなんでございます。両方使う場合はボルトで締めて合体させるという…。当初はReally Right Stuff製のL字型のものを考えていたんだけど、Amazonだとクッソ高価いものしか出ていなかったのでこちらにしちゃいました。

さて問題はこれがちゃんと『GITZOセンターボール雲台3型GH3780QD』の方に収まるかどうかなんですが…。巷に溢れるアルカスイス型のものって互換性を謳いながらも意外と合わない(らしい)ものが多いので試してみるまで分からないというね。そもそもサイズが合わないとかエッジの角度が違うとか。

ということで現物が来てからのお楽しみということで。

 

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今日5月31日をもって東京代々木にある国立競技場が最後の利用日となりました。

ニュース: 国立競技場 56年の歴史に幕 NHKニュース

そしてこの日、1964年の東京オリンピックの開会式で展示飛行をおこなったブルーインパルスが再び展示飛行を行うとな…。この情報も昨日の夕方5時過ぎにいきなり知って昨日の予行自体は完全に間に合わずちょっと悔しかったりしましたが、今日の本番は急遽予定を入れ撮影に赴くことにしちゃったりしたわけです。

ブルーインパルス

Nikon Df + Ai AF Nikkor 180mm f/2.8D IF-ED

で、問題は何処からどういうカットを狙うか…なのですが、空モノってクルマなどの地上モノと違って通る場所に制限が限りなく少ないんですよね。道路があるわけでも無いし、障害物があって避けながらって訳でもないし…。

 

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昨日の続きな訳ですが、表題の通りNikon DfNikon 1 V3での撮って出しの違いをざっくりと。

Df vs V3

まぁそもそもフルフレームセンサーで階調表現の鬼であるDfと豆粒1インチセンサーのV3を比べるな!という言い方もあるのかもしれませんが、やっぱりどのぐらい違って来るのか興味は尽きないわけでして。

それぞれレンズの焦点距離も恐らくは絞り値も異なるカットではありますが、何れもカメラ任せの絞り優先オート。それでいて大凡、構図の似ているカットを撮って出しの中から引っ張り出してきて並べただけです。

やはりというか、Dfの方が色数が多いというか表情が豊か。特に暗部の崩れ無さというのは凄いモノがあります。それに比べV3の方は周囲の影響を受けやすく、下のカットでは緑に転んでたりとかまぁ頑張ってはいるんだけど…みたいな感じ。プチセンサーに何でもかんでも求めるのは酷なのでありましょう。あ、でもそれなりにかなり頑張ってる部類だとは思いますよ。

以下、おまけ。

 

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ニュース自体は週明け早々に流れていた様な気がしますが、忙しかったので公式の方でアナウンスがどうせ出るだろうし…みたいな感じで受け流し。んでやっと週末に覚え書き。

カメラGPダブル受賞

ニコンデジタル一眼レフカメラ「ニコン Df」が、「カメラグランプリ 2014 大賞」「カメラグランプリ 2014 あなたが選ぶベストカメラ賞」をダブル受賞

さて、何個目の賞なんでしょうか。この間2個目があったと思ったので3個目と4個目ですかね。日本だけでなくまだ世界でも幾つか賞を頂ける様な気がしてます。選考理由にあれやこれやかいてありましたが、個人的には『写真を撮る上で必要な機能、インターフェイス、形状、どれもが必要にして十分、そして最低限である』ということなんじゃないかと思ってるのですが。あ、でもデザインについては『これじゃない』感が少し残ってますけど。

それとDfだけじゃなくてAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gも『カメラグランプリ 2014 レンズ賞』取ってるんだとか。個人的にはAF Nikkor 85mm f/1.4Dの前じゃ霞んで見える気がするのでノーコメント。

 

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